推しを最前でみること
推しを最前で見るときに思うこと。
恥ずかしい。
常に付きまとう、恥ずかしいという感覚がなんなのか本当分からなかったんだけど、ちょっとずつ理解してきた気がしてる。要は、目が合うのが恥ずかしいとか、そう言うものじゃないんだよね。私自身を見られるのが恥ずかしい、どういう風に映っているのか、変な風に映っていたら嫌だ恥ずかしい、可愛い子が回りに居るから恥ずかしい。みたいな。そう気付いてから、メキメキと化粧も上手くなったし、服装もよくなったし、そういった面ではとても推しに感謝しているんだけど。でも、よくよく考えると私と目が合う時はそうそうない。本当にない。ましてやステージ中はありえないぐらいない。
今見たなーと思っても、コンマ何秒で視線を逸らされる事態に。それは何故なのか。
未だに分かりません・・・なんなんでしょうか・・・地味に慣れてきてしまった自分が腹立たしいけども、一応傷つくからやめて・・・
よく現場で、干され組と自分たちを称して話してる子たちがいるんだけど、私も多分きっとその1人だろうなって会話を聞いて思う。だからと言って、大事にされていないわけではないから困る。もしかしたら大事にしてもらっているのか?と勘違いさせられてるだけかもしれない。ありえる。
私はリア恋勢なのか・・・正直、ファンサもらえる子は羨ましいと思う。手を振り返してもらえる子、特別なポーズをしてもらえる子、ステージ中に目が合う子、全部だ。でも、あの多い人数の中でそう思っているのはきっと私だけではないんだろうな、とも思う。自分が贅沢になっているのかな、と思った。自分が推しに対してどうなりたいのか、本気で考えてみて、たどり着いたのは「信頼された、頼りがいのあるファン」で居たい。それにはきっと自分自身の芯をしっかり持って接しなきゃたどり着けない気がする。頼もしいファンへの道は遠いな・・・
ふと気付いたリアコと自分
唐突だけど、ふと推しの事を考えていたある日。
いつもの様にイベントに参加したあの日、私の中で何かが崩れてしまった気がする。
元々、声優界から来た私が今現在アイドル現場へ移住してきている事自体がとっても不思議なことなのだが。
その日のイベントは対バンイベ。
私は、いつも通り良い席を選び、良い席に座り、そして開演まで待機。
いつもの事だが、私は推しに全くと言っていいほど見てもらえない人種である。
たとえどんなに良い席に座ろうとも、振り付け上見てしまう位置に行こうとも、98%見てもらったためしはない。(ホントにごく稀に目が合う時があるので2%除きました。)
けれども、同担からの評判は違う。
○○くんは、めっちゃアイドル対応!
記憶力もいいから名前すぐに覚えてくれる!
ファンサやばい!
こんな感じの為に、私はただただお話を聞いて「えー!ほんとー!すごい!!」って会話する事しか出来ないでいる。
とは言え、別にそういったことを推しに求めている訳じゃないので良いんですよ。
・・・って思ってた。
その日も、いつも通り大好きなステージだった。そしていつも通り、目配せ的なアレは来なかった。そういつも通り。全然大丈夫だった。
私はお話が極度に苦手で、そりゃもう何度も何度も行っているのに未だに推しとろくに話せないぐらいです。絶対、私気持ち悪いだろうなと思いながら毎回話しに行ってる。(推しくん本当ごめん。)
そんな私が、対バン相手のとあるグループの方々の握手に参加した事が始まりでした。
話が壊滅的な私は、定型分で挑むことにした。下手に何か言おうとすると終わる。経験から考え抜いた最高の案。
ライブ楽しかったです!これだけである。後は、お疲れ様ですとか、ありがとうございました、かっこよかったです辺り。(推しには決してかっこよかったなんて言えないし言った試しもないけど・・・この時点で気付けよって話しだ)
で、握手したんですね。
そうしたら、なんかもう別次元に吹っ飛ばされて来たんじゃないか。ここは乙女ゲームか何かの世界かな?って具合の神対応でした。
正直、私はそういったこと言われると笑ってしまうのですがこの時はただ純粋に凄く嬉しかった。何気ないけど、また来て欲しいと言ってもらえたり、私の好きなグループの話をわざわざ出してくれたり、ここが楽しかったのって話をしたらその部分をもう1度やってみせてくれたり。かっこよかったです、そう伝えたら心底嬉しそうに笑顔で対応してくれた。
それが何よりも幸せだと感じた。
なんで私は、ファンサ、レスを気にしてモチベ下げてたんだろう。今の推しに、ちゃんとお話出来ない自分が悪いんじゃない?と。なので推しにもお話をしに行きました。そして自滅しました。(消したい記憶・・・)
・推しの前に立つと、頭が真っ白になって声が出なくなる。
・なので握手して目を見た瞬間固まる(メデュー○か何かか)
・握手で目をあわせられるのに、よく考えてみるとライブ中や整列中に目が合うと恥ずかしくて逸らす(最低)
もう最低ですね。気持ち悪いオタクの典型的なタイプの一種な気がします。挙動不審だしね。自分が出来ない事を周りがしているのが、ただ単に羨ましかったんだなとも思う。お話して、推しがすごい楽しそうに会話してるのとか見ると、ああ私とは話さないほうが楽しいんじゃないか、とかネガティブ思考に落ちていく日々。
元々ポジティブじゃないので、仕方ないっちゃー仕方ないんですが、努力しないで求めてばっかりってどうよ。ってな訳で。
推しはとっても良い子なんです。気遣いがとっても出来て、この私が振り絞った言葉の断片(最早キーワードクイズ状態)を整理して、ちゃんと理解して返してくれたりもする。そりゃ気まずそうにしている私に、そりゃファンサなんかするわけもないわ。当たり前だわ。
前にされたいくつかの事件については、それを考えたとしてもショックは拭えませんが。とりあえず置いておきます。
リベンジに燃えました。推しに嫌な思いをさせるなんてファン失格であると。
ライブ中目を逸らさない、絶対に。こっちを見たかも?!ってなっても絶対に何が何でも逸らさない。試練。Lv10でLv70のBOSSに立ち向かっている気がするぐらいの試練だった。
結果は、最高に成功しました。
何があった、と思うぐらいだった。まぁ目を逸らされたのは結構されちゃったんだけど、私は逸らさなかった。そしてこっちみたかも?!ってなったら、笑顔になっとけという友人の教えを受け、とりあえずくしゃっと笑っていた。(上手く笑えないので、皺寄せてカバーする系)
そうしたら、ビックリ。見てくれる率あがりました。
そう、全ては私がいけなかったのかもしれない。
まだ1回だから、まだ分からないけども、個人的に推しが私を苦手と思っちゃってるかもしれない可能性も拭いきれないけど、ちょっと一歩進めた気がした。
なので、お話もリベンジした。
列に並ぶ。推しが出てくる。なんかポーズ決めててめちゃくそ可愛かったから思わず見つめてしまった。がっつり見られた。目が合ってしまった、焦った、さすがに逸らした。見過ぎたんだな、と反省しましたホントごめんなさい。
緊張MAXだけど、折角なので決めていた話題を振りました。
いつも通り、ちょっとずれた返答が返ってきたし、ちょっとハイハイって感じもあった気もしなくもない。でも、あんな対応初めてされました。
ちゃんと相手の事見て、ちゃんと何かしてあげようとしてて、そうしてる推しくんが結局大好きだ。
落ち込みまくってて、対バン相手の方々に浮気しそうになってたところで手を掴みなおしてくれてありがとう。と思う。(見られてるわけじゃないからってツイッターでがっつり対バン相手を好き好き言ってたの反省)
今回のがなかったら、きつくて離れてた気がした。好きだけど。
で、ブログを読み漁っていたら目についた「りあこ」の文字。
ああ・・・私ってもしかしてリアコなのでは、恋しちゃった男子高校生みたいな反応になったり、そう言うことしてる。これは確実なのでは。推しが可愛い綺麗な同担さんに、お話以外に何かジェスチャーでも何でもしていたり、笑顔で楽しそうにしてたりしたら絶対にモヤモヤはする。羨ましい。が、個人的に縛られるのが大嫌いなので、求めるのも嫌だし、批判するのも嫌いだし、基本は無害な部類だと思います。ただ、いいなぁ・・・私も可愛かったらなぁ・・・って勝手に落ち込むだけ。
基本同担拒否って訳でもないから、じゃぁ違うのか?って思うけど、なんとなく思うのが「ちょっとでもリアコでないと、そんなバカみたいに同じCD大量に買わないでしょ(友人談)」のお言葉。とっても響きました。
そりゃそうだ。通常考えたらおかしい、同じCDなんだよ?どうすんの?そのタワーどうすんの?店開くの?みたいな量。
CD5枚買うお金で、美味しいものたくさん食べれます。化粧品買えます。映画いっぱい見に行けます。でも、私はCDを買う。もったいないよな、って分かっていながら買う。
喜んで欲しいし、ライブの感想を直接伝えたい。今日もありがとうの気持ちを込めて、お疲れ様でしたと言いたい。そしてまた、次に繋がる資金になればいいと思ってる。
でも、無理しない範囲で。
リアコかも、って気付いてしまったけど、変わらず無茶はしないで、時には我慢もして、そうして末永く応援していきたい。推しくんが大好きだから。推しくんのステージが何よりも幸せな時間なのだ。
結局のろけてしまったけど、次のライブも推しくんが楽しめるといいなと思う。
全通と在宅、出来る事とできないこと
参考にさせていただきました。リンク失礼致します。(って勝手にはっていいのでしょうか・・・はてなブログのルールがちょっと分からない)
全通って、そもそもどうしてそんなに 偉い と言う扱いになってしまっているのか。
私は、公式や推しにお金を落とす事=推しの活動を広げられるかもしれない、推しが今のお仕事を続けていける事に繋がるかもしれない。そういったところで、偉い。と言われるのかも。
だからと言って、出来ないから駄目って言うわけではないんですよ。当たり前だけど。
たまーに、在宅や、あまり現場に来ない人をぼろくそに言う人がいるけど、そこまで言う必要はないと個人的に思って。見るたびちょっと悲しくなる。
好きな気持ちは一緒だから、仲良く出来ればいいのにね。
私は生活上、あまりたくさん推しにお金を掛ける事は出来ないし、公式にお金をそんなに落とせない弱いオタクですが、「自分がどうしても推しのステージを見たくてたまらない」から全通しています。
たまーにどうしても予定を調整できない事もあるけど、でもあの手この手で駆けつけています。(笑)
だとしても、それが出来る人と出来ない人、は必ずいる。生きていくうえで環境がみんな違いますからね。
応援するスタンスで、必ず守ろうと心に誓ったのが
「まず何よりも自分の生活を充実させた上での推し事」でした。
1年間ぐらいかな?必死で必死で追いかけていて、それでもチケット代だけで精一杯でした。足りないからバイトを掛け持ちして、少ない手持ちで参戦して、その数時間のステージの為だけにたくさんの時間を使って一途に見ていた。
でも、あるときふとキツくなったのを思い出します。
ちょっとした推しの反応の変化とか、ほんとにほんとにちょっとした事。
こんなに頑張っていても、いけないイベントがあって、その時の感想やメンバーと楽しんだ会話を見るたびに辛くて悲しくて、何より羨んでいた。そんな思いをしていた中で、在宅は必要ないという心無い言葉を言う人も居て。
どうしてでも行きたくて、大好きで、なんならそうやって文句言うような人より遙かに大好きな自信あるよ!って荒れてた事もあった。今考えると、馬鹿だなぁ・・・って思います。みんな好きな気持ち一緒だよ・・・笑
だから未だに、ちょっと冷たい言葉を見るとやめて。っておもう。
優しい心を常にもって、楽しんで、人生過ごしていこうぜ。と。
荒れてた理由の中に、生活が私にあって居なかったらっていうのもあるから、コレだけは守った上で通ってます。
☆全通していて怖くなったこと。
まず、一番最初にファンに記憶されると言う事。
ファン同士の縄張りが自然に出来ているので、どこのグループとグループが駄目で、と言う学生の頃に誰しも経験するようなアレがある。
私の通う場所は、まだ規模も小さめなので、まず確実に顔パス使えますね状態。
あの子は特典会でいつもこれぐらい使う、服装チェック、しまいには特典会の時に漏れ聞こえた会話のお話うんぬんかんぬん。
怖いです。とても怖いです。たいした話はしてないけど、推しに握手しに行くとき声のボリューム小さめにしすぎて、何度も聞き返された経験があります。(ゴメンネ・・・)
そんな中、やたらと一緒にお写真を撮る文化になりつつある時代。それがとってもこわい。(私の通う現場でのお話)
☆全通って必要?
私は「必要」だと思います。
推しが仕事をしていく上で、必ず必要。シビアだけど、お金って本当大事。
事務所に認めてもらう、どこかに認めてもらうにも必要。儲かる=使える人材、人気があるにはなるかなとは思う。
☆在宅は駄目?
在宅にも色々あると思うのですが、長くなるのでここでは 大好きで大好きで行けるもんなら行きたい人、どうしても生活上お金が捻出できない人、などのちゃんとファンだけど・・・な人についてだけ書きます。
駄目なわけがないよね。どんなに逢えなくても、ずっと強く大好きだと思って応援し続けられる人は尊敬する。
さっきも書いたけど、私は昔全通なんて出来たもんじゃない生活してた人なので、今は私が全通する理由の中に「行きたくても行けない人の家の近くに、ツアーでいけたら最高だね!」ってのもあるのかもしれない。すごい個人的な願望だけど。
純粋にステージが好きだから見に行きたい、そんな気持ちも全部含めて、今の推しにはでっかくなってほしいな。
長くなってしまったけど、みんなが楽しく現場に通えたらいいな、と思う。
今の推しに出会って
こんばんは、はじめまして。さとうきびと言います。(甘くて美味しいのでこの名前にしました。いらん情報ですな・・・スミマセン・・・)
某声優を応援して長い時間を過ごした声優オタクな私ですが、今はちょっと違う現場に通ったりしているのでそのことについてぽろぽろ話したいなと思います。
誰に向けてって訳ではないけど、思った事とか書いていけたらいいなぁ。
いわゆる、アニメ、ゲーム、漫画、声優・・・と言うバリバリオタク街道まっしぐらで数十年過ごしてきた私は、流行の2.5次元、3次元、舞台俳優、そういった部分に全く興味はありませんでした。(声優さんは3次元じゃん?ってなるけどちょっとややこしくなるので保留・・・)
寧ろイケメンが苦手。美男子なんてとんでもない、私には遠い遠いどこか違う世界のお話と思っていたのがつい数年前。
そんな私が、とあるイベントで出会った一つのグループにここまで人生を変えられるものだとは思わなかった。
たった1時間のパフォーマンスで、豆粒ほどにしか見えない、名前すら知らなかった彼らのステージを見て、ここまで惹かれるか?というぐらい惹き付けられてしまった私。
その後の大好きな声優さんのトークやらなんやら全てが頭に入らない状態にまで発展。
(今考えても驚きしかない・・・何が起こったんだろう本当・・・)
彼らのステージを見て、ただただ胸が躍った。
真っ直ぐに何かを見ているその目や、全力で、今一番嬉しいんだろうな、と伝わってくるような雰囲気と、笑顔と、パフォーマンス。
私はアニメか何かをみてるのかな?と錯覚したぐらい、なんか編集されてるんじゃないの?だれか描いた作品なんじゃないの?みたいな。
現実にこんな人たちがいたなんて知らなかった、と終わってから思っていました。
ステージを見ている間は、言葉なんて浮かばず見入ってたなぁ・・・と思い出します。
すげえ・・・と一言呟いて、そうしてステージに釘付けになって。多分きっと、私はあの時 ”とってもステキな宝物を見つけた男の子”みたいな反応だった気がする。(目を輝かせて見てる感じ)
そんな奇跡的(?)な出会いをして数年。今は立派なその方々のファンをしてます。
その数年にも色々あったのだけど、とりあえずそこはまた機会があったらで。
3次元が苦手だった私が、3次元の、イケメンの、そしてまさかのアイドルのファンになるなんて。過去の自分に話しても絶対信じないだろうなぁ・・・
それぐらいイケメンが苦手でした。
嫌いではないんですよ、ドラマとか、俳優さんとか好きですから。(舞台も好き)
ただただ。イケメンが苦手。近くに寄られるのが苦手。出来る事なら10mは離れていてください状況。20mでもいい。もっと遠くてもいい。
でも今は、推しのキラキラしたステージを見て、握手しにいって感想を言って、次のステージも楽しみにしてるねとお話して。(と言いつつ、頭おかしいぐらいお話苦手なので毎回すごい精神力使ってる気がする)
一言、ありえないと思う生活をしているけど、とっても幸せです。
推しは作るもの、ではなくて落ちるもの、みたいな記事を見かけたんですけど、本当にそれだなと実感してます。今の推しに私は落ちた。
そして今、とっても幸せな時間をたくさん貰ってる。
ありがとうって気持ちをペンラに込めて、次のステージも全力で楽しもう。