気ままに気ながに思うまま。

あれやこれやと書き連ねる場所

ふと気付いたリアコと自分

唐突だけど、ふと推しの事を考えていたある日。

いつもの様にイベントに参加したあの日、私の中で何かが崩れてしまった気がする。

 

元々、声優界から来た私が今現在アイドル現場へ移住してきている事自体がとっても不思議なことなのだが。

その日のイベントは対バンイベ。

私は、いつも通り良い席を選び、良い席に座り、そして開演まで待機。

いつもの事だが、私は推しに全くと言っていいほど見てもらえない人種である。

たとえどんなに良い席に座ろうとも、振り付け上見てしまう位置に行こうとも、98%見てもらったためしはない。(ホントにごく稀に目が合う時があるので2%除きました。)

けれども、同担からの評判は違う。

○○くんは、めっちゃアイドル対応!

記憶力もいいから名前すぐに覚えてくれる!

ファンサやばい!

こんな感じの為に、私はただただお話を聞いて「えー!ほんとー!すごい!!」って会話する事しか出来ないでいる。

とは言え、別にそういったことを推しに求めている訳じゃないので良いんですよ。

・・・って思ってた。

 

その日も、いつも通り大好きなステージだった。そしていつも通り、目配せ的なアレは来なかった。そういつも通り。全然大丈夫だった。

私はお話が極度に苦手で、そりゃもう何度も何度も行っているのに未だに推しとろくに話せないぐらいです。絶対、私気持ち悪いだろうなと思いながら毎回話しに行ってる。(推しくん本当ごめん。)

そんな私が、対バン相手のとあるグループの方々の握手に参加した事が始まりでした。

話が壊滅的な私は、定型分で挑むことにした。下手に何か言おうとすると終わる。経験から考え抜いた最高の案。

ライブ楽しかったです!これだけである。後は、お疲れ様ですとか、ありがとうございました、かっこよかったです辺り。(推しには決してかっこよかったなんて言えないし言った試しもないけど・・・この時点で気付けよって話しだ)

で、握手したんですね。

そうしたら、なんかもう別次元に吹っ飛ばされて来たんじゃないか。ここは乙女ゲームか何かの世界かな?って具合の神対応でした。

正直、私はそういったこと言われると笑ってしまうのですがこの時はただ純粋に凄く嬉しかった。何気ないけど、また来て欲しいと言ってもらえたり、私の好きなグループの話をわざわざ出してくれたり、ここが楽しかったのって話をしたらその部分をもう1度やってみせてくれたり。かっこよかったです、そう伝えたら心底嬉しそうに笑顔で対応してくれた。

それが何よりも幸せだと感じた。

なんで私は、ファンサ、レスを気にしてモチベ下げてたんだろう。今の推しに、ちゃんとお話出来ない自分が悪いんじゃない?と。なので推しにもお話をしに行きました。そして自滅しました。(消したい記憶・・・)

・推しの前に立つと、頭が真っ白になって声が出なくなる。

・なので握手して目を見た瞬間固まる(メデュー○か何かか)

・握手で目をあわせられるのに、よく考えてみるとライブ中や整列中に目が合うと恥ずかしくて逸らす(最低)

もう最低ですね。気持ち悪いオタクの典型的なタイプの一種な気がします。挙動不審だしね。自分が出来ない事を周りがしているのが、ただ単に羨ましかったんだなとも思う。お話して、推しがすごい楽しそうに会話してるのとか見ると、ああ私とは話さないほうが楽しいんじゃないか、とかネガティブ思考に落ちていく日々。

元々ポジティブじゃないので、仕方ないっちゃー仕方ないんですが、努力しないで求めてばっかりってどうよ。ってな訳で。

推しはとっても良い子なんです。気遣いがとっても出来て、この私が振り絞った言葉の断片(最早キーワードクイズ状態)を整理して、ちゃんと理解して返してくれたりもする。そりゃ気まずそうにしている私に、そりゃファンサなんかするわけもないわ。当たり前だわ。

前にされたいくつかの事件については、それを考えたとしてもショックは拭えませんが。とりあえず置いておきます。

 

リベンジに燃えました。推しに嫌な思いをさせるなんてファン失格であると。

ライブ中目を逸らさない、絶対に。こっちを見たかも?!ってなっても絶対に何が何でも逸らさない。試練。Lv10でLv70のBOSSに立ち向かっている気がするぐらいの試練だった。

結果は、最高に成功しました。

何があった、と思うぐらいだった。まぁ目を逸らされたのは結構されちゃったんだけど、私は逸らさなかった。そしてこっちみたかも?!ってなったら、笑顔になっとけという友人の教えを受け、とりあえずくしゃっと笑っていた。(上手く笑えないので、皺寄せてカバーする系)

そうしたら、ビックリ。見てくれる率あがりました。

そう、全ては私がいけなかったのかもしれない。

まだ1回だから、まだ分からないけども、個人的に推しが私を苦手と思っちゃってるかもしれない可能性も拭いきれないけど、ちょっと一歩進めた気がした。

なので、お話もリベンジした。

列に並ぶ。推しが出てくる。なんかポーズ決めててめちゃくそ可愛かったから思わず見つめてしまった。がっつり見られた。目が合ってしまった、焦った、さすがに逸らした。見過ぎたんだな、と反省しましたホントごめんなさい。

 

緊張MAXだけど、折角なので決めていた話題を振りました。

いつも通り、ちょっとずれた返答が返ってきたし、ちょっとハイハイって感じもあった気もしなくもない。でも、あんな対応初めてされました。

ちゃんと相手の事見て、ちゃんと何かしてあげようとしてて、そうしてる推しくんが結局大好きだ。

落ち込みまくってて、対バン相手の方々に浮気しそうになってたところで手を掴みなおしてくれてありがとう。と思う。(見られてるわけじゃないからってツイッターでがっつり対バン相手を好き好き言ってたの反省)

今回のがなかったら、きつくて離れてた気がした。好きだけど。

 

で、ブログを読み漁っていたら目についた「りあこ」の文字。

ああ・・・私ってもしかしてリアコなのでは、恋しちゃった男子高校生みたいな反応になったり、そう言うことしてる。これは確実なのでは。推しが可愛い綺麗な同担さんに、お話以外に何かジェスチャーでも何でもしていたり、笑顔で楽しそうにしてたりしたら絶対にモヤモヤはする。羨ましい。が、個人的に縛られるのが大嫌いなので、求めるのも嫌だし、批判するのも嫌いだし、基本は無害な部類だと思います。ただ、いいなぁ・・・私も可愛かったらなぁ・・・って勝手に落ち込むだけ。

基本同担拒否って訳でもないから、じゃぁ違うのか?って思うけど、なんとなく思うのが「ちょっとでもリアコでないと、そんなバカみたいに同じCD大量に買わないでしょ(友人談)」のお言葉。とっても響きました。

そりゃそうだ。通常考えたらおかしい、同じCDなんだよ?どうすんの?そのタワーどうすんの?店開くの?みたいな量。

CD5枚買うお金で、美味しいものたくさん食べれます。化粧品買えます。映画いっぱい見に行けます。でも、私はCDを買う。もったいないよな、って分かっていながら買う。

喜んで欲しいし、ライブの感想を直接伝えたい。今日もありがとうの気持ちを込めて、お疲れ様でしたと言いたい。そしてまた、次に繋がる資金になればいいと思ってる。

でも、無理しない範囲で。

リアコかも、って気付いてしまったけど、変わらず無茶はしないで、時には我慢もして、そうして末永く応援していきたい。推しくんが大好きだから。推しくんのステージが何よりも幸せな時間なのだ。

 

結局のろけてしまったけど、次のライブも推しくんが楽しめるといいなと思う。